ゆきぼうろぐ

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2009年 10月 25日

秋の北アルプス(徳本峠、大滝山、蝶ヶ岳、上高地) その4

10月19日(月)

4:30起床!
今日も長い行程なので、なんとしてでも早起きは必要だった。
上高地までたどり着かなくてはならない。

外へ出ると、これまた風もなく、晴天を予感させる空だった。
朝食の準備をしながら、これまたご来光の写真撮影に夢中になった。

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e0066813_20335076.jpgすばらしい!北峰へ行って、上ってくる太陽を3人で見つめた。だんだんと空が赤くなっていく。
遠くに富士山もくっきりと浮かんでいる。背中には蝶をはさんで穂高連峰もそびえている。ほんとうに素晴らしい光景だ。


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二日連続でご来光と晴天なんて。ラッキーだ。ひたすらラッキーだ。
今日もテンション急上昇だ。



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が、朝食を終えて片付けて準備を終えたのは8:30だった。笑
きれいに幕営跡を片付けて、お世話になった大滝山山荘を跡にした。





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晴天の中、空に上るようなトレイルを蝶ヶ岳へ向かう。



今日は蝶への最後の登りがある。笑 前日より荷物も軽くなったおかげか、はたまたこの眺めの良さか、がんばって歩く。
昨日までの樹林帯とは異なり、景色を眺めながら歩くのはなんて気持ちが良いのだろう。
振り返ると、自分の歩いてきたトレイルが連なっている。前には蝶の頂が迫ってくる。

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喘ぎながらも一歩一歩進む。風も強くなってきた。やっぱり遮るものがない場所は風も強い。


e0066813_20404137.jpgそして、とうとう、蝶ヶ岳に到着した!!


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すごい風だ!それに寒い!!慌ててアウタージャケットをはおり、呼吸も難しいなか3人でタッチをかわす!
山頂で記念写真をとり、やっぱりここで幕営しなくて良かったとしみじみ思う。
ここからのパノラマはやっぱりすごい!穂高連峰が目前に迫り、迫力がいっそう増している。抜けるような雲ひとつない青空で景色を堪能する。


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「また来たよ!」と心で呟いた。

何度もみんなで記念写真を撮り(笑)。山頂を後にした。





その後は、長塀尾根を転がるように下る。最初を良いペースだったが、次第にやっぱり疲れてくる。
後半の急な部分になると、とたんにペースが落ちる。どこが路だかわかりにくくなり、ショートカットされた路も現れて、高い段差にひいひい言いながら下りる。下りは楽だろうと思っていたが、思っていた以上にしんどかった。
しかし、怪我をしてはシャレにならん。3人ともにそれぞれのペースで下りていった。13年前はここを往復したのか。。。なんて想いを馳せながら、高度を下げていった。

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2時間半ほどかけて、ようやく徳沢園に降り立った。
まさに降り立ったという表現がしっくりくる。


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そこは観光や登山客で静かに賑わっていた。降り注ぐ陽の中、テント場では小さな子供が遊んでいた。
なんか、ほっとした。急に世の中に戻ってきたみたいだ。


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最初に到着していたK君が笑顔で迎えてくれた。
パックを放り投げ、とりあえず3人でビールで買いにいった。
プシュ、ごくごく。ああ、なんて美味しいんだろう。やっぱり山ではスーパードライだ!笑



e0066813_20482683.jpg小休止して徳沢園を後にした。ここから上高地バスターミナルまでは穏やかな道だ。
ぼくは来年家族でここに来たいと計画している。子供達は歩けるだろうか、幕営は?トイレは?と確認しながら、約10年ぶりに訪れた上高地を歩いた。


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小梨平のキャンプ場も整備されていて、キラキラと陽光のなかで静かにたたずんでいた。
ピーク時よりは人も少ないだろう。いい具合に賑わっている。ここをベースにして上高地散策も悪くないなあと。


e0066813_20492546.jpg2時間弱でバスターミナルに到着。


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新島々行きのバスに乗り込み、上高地を後にした。



驚いたのは猿の多さだ。車道を平気で群れて歩いている。昔はこんなにいなかったのに。
人に慣れて出てくるようになったのだろうか。そのうちバスターミナルやキャンプ地に現れるようになったら、ちょっと怖いなと思う。

バスの揺れは気持ちよく、うとうとしながら、本当に気持ちよかった。
さて、あとはどっかで風呂でも入って、カツ丼でも食べてと。。。




車に戻ると、トラブル発生!
なんと、バッテリー上がり!!
幸い、地元の優しい人たちに助けられ、無事にバッテリーをジャンプしてエンジン始動できた。
いやあ、どうなるかと思った。笑
どうやら出発時にルームランプを消し忘れていたようだ。

お世話になりついでに、お風呂の場所も教えてもらって、仕切り直して帰途についた。

ところが、ここでまたまたトラブル発生!!
なんと!僕が登山靴を忘れてきてしまった。
そうだ!サンダルに履き替えて、そのままだ!
急遽引き返してみると、ちゃんとそこにありましたら。笑 約30分ロスかな。
ああ、10年以上はいているお気に入りのGOROのブーツだったので、ほんとに良かった。

梓水園という場所でお風呂に入って、帰りの電車を確認すると、なんと東京方面の最終は20時のスーパーあずさ36号だった。これでは飯を食べる余裕もない。
残念だが3人での食事は断念して、松本駅まで送ってもらった。
そこで今回の山旅の解散とした。

固い握手をかわし、

「じゃ、またな」
「おつかれさん」
「ありがとう」
「楽しかったよ」



僕は一人松本駅のエスカレータに乗った。

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最終のスーパーあずさの切符を確保し、弁当屋のおばさんと山の話を少しして、弁当とビールを買った。


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車内で一人乾杯し、弁当をむさぼった。
車内は1割程度の乗車だろうか。
ほろ酔い加減で、振り子電車の揺れは眠気を誘い、うとうとと。


22:06 定刻通り八王子で下車。
横浜線、小田急線と乗り継いだ。
駅から自宅までの10分がとてつもなく重かった。

帰宅すると、家内が迎えてくれた。
テーブルの上には娘からのメッセージが。

「お山は楽しかったですか?」

「ああ、とっても疲れたけど、とっても楽しかったよ」



iPhone 3G + GPS kit で取得した本日のトラッキングログ
大滝山山荘からスタートのはずは、ログ欠落。蝶ヶ岳から徳沢直前まで記録できています。
もう最終日にはバッテーリの手持ちがなく、Powerfilmでなんとか1セット充電できました。
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<あとがき>
実は、ここには書ききれないくらい、地元の人にお世話になりました。笑
ありがとうございました。

そして、最高の仲間達に乾杯!!
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by yukibou65 | 2009-10-25 21:15 | キャンプとバックパッキング


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